AI活用顧問の相場は、サービス内容で大きく変わる
「AI を業務に取り入れたいけれど、月額顧問って具体的に何をしてくれるのか分からない」——北九州市内で経営する士業事務所の代表から、最近こうした相談を受けた。
AI活用顧問は「相談だけ」なのか「実装まで伴走」なのか「全社展開を任せる」のか、依頼範囲で相場が桁違いに変わります。2026年時点で目安となる3段階は以下のとおりです。
- 相談中心プラン:月5万〜10万円
- 実装伴走プラン:月10万〜50万円
- 全社展開・プロジェクト型:月30万〜150万円
業界相場の出典: ai-ok.jp「AI導入コンサル費用相場」(2026年4月)、renue.co.jp「AIコンサルティングの費用相場」(2026年4月) など2026年の公開記事を参考に整理。
AI活用だけでなく、問い合わせ導線や検索流入の受け皿まで含めて見直したい場合は、Webサイト制作 や SEO改善・運用 もあわせて見ておくと、導入後に何を整えるべきかが整理しやすくなります。
まだ顧問契約まで考えていない事業者様は、中小事業者のはじめてのAI活用:何から始めるか と ChatGPT vs Claude vs Gemini:中小事業者はどれを契約すべき? を先に読むと、月額顧問の前に自社で試せる範囲が見えます。
AI活用顧問の費用を決める5つの要素
「月10万円なら相談時間が長いんでしょう?」と聞かれることがありますが、実際は時間以外の要素で価格が積み上がります。
- 相談頻度:月1回(60分)か、週1回か、随時チャット相談ありか
- 実装伴走の深さ:プロンプト設計まで一緒にやるか、現場運用の定着まで支援するか
- 試行プロジェクトの件数:並行して走らせる PoC が1件か、複数件か
- 業務棚卸しの範囲:1部署のみか、全社的な業務マッピングか
- ツール選定と運用ルール作成:ChatGPT・Claude・Gemini のどれを使うかの判断、データ取り扱いの社内ルール策定まで含むか
つまり10万円のプランと30万円のプランの差は、コンサルタントが座っている時間ではなく、上の5要素のどこまでをパッケージに含めるかです。値段だけで比較すると、何が含まれていて何が別料金なのかが見えにくくなります。
北九州市の中小事業者は、どの AI活用顧問プランから始めるべきか
事業フェーズと社内のAIリテラシーで判断するのが分かりやすいです。
- AI を業務で使ったことがない事業者 → まずは無料診断 or 月5万〜10万円の相談プラン。「何にAIを使えるか」を棚卸しするフェーズ
- 既に ChatGPT 等を個人で使っているが現場展開できていない事業者 → 月10万〜20万円のスタンダード型。プロンプト設計と業務フローの整備が必要
- 全社で AI 推進を経営課題にしている事業者 → 月30万円超のプレミアム or プロジェクト型。AI 戦略の設計と部門横断の体制づくりまで
北九州市内の事業者特有の事情として、製造・建築・小売など現場仕事の比重が高い業態では、「AI を入れたいが現場が使えるかが心配」という相談が多い。この場合、まず無料診断で「現場で使える業務」を絞り込んでからライト〜スタンダードに進む流れが現実的です。
AI活用顧問の見積もりで比較すべき4項目
AI活用顧問は、月額だけ見ても中身がかなり違います。比較する時は、少なくとも次の4項目をそろえて確認したい。
- 相談だけか、実装伴走まで含むか:会議に出るだけなのか、実際にプロンプト設計や業務フロー整理までやるのか
- 誰が運用できる状態まで持っていくか:担当者向けのテンプレート化や社内展開の支援が含まれるか
- 成果の振り返り単位があるか:月1回の定例だけで終わるのか、試した業務ごとに改善サイクルを回すのか
- 経営判断が必要な領域をどこまで見るか:全社戦略、データガバナンス、PoC 設計まで入ると別プランになることが多い
補足: 松伸のAI活用コンサルティング は、業務棚卸しと提案初動の一部を AI とテンプレートで効率化し、
初回診断: 無料、本格診断: 30,000円、月額ライト: 80,000円〜、月額スタンダード: 120,000円〜から始められる形にしています。全社 AI 戦略の設計や PoC を伴う本格案件は、プレミアム以上の個別お見積もりです。
AI活用コンサルを依頼する前に整理しておくこと
複数社から見積もりを取る前に、以下の3点を整理することをおすすめします。
- AIで効率化したい業務を3つ書き出す:「議事録作成」「提案書のドラフト」「顧客対応メール」など、具体名で挙げる。漠然と「業務全般」と書くと、見積もりの粒度が合わない
- 月の予算上限と試行期間を決める:「月10万円・3ヶ月でやってみる」のように、最初から長期契約を前提にしないこと。AI コンサルは試行錯誤の領域なので、短期の振り返りができる契約が望ましい
- 「現場の誰が AI を使うのか」を明確にする:経営者だけが使うのか、全社員が使うのか、特定部署が中心か。これによって導入後の研修・運用ルールの工数が変わる
特に「最初に何から効率化するか」で迷うなら、議事録のAI化、士業・コンサルが最初にやる手順 と 「AI に任せたら品質が落ちた」を避ける、業務切り分けの3原則 をあわせて確認すると、導入後の運用イメージまで揃います。
北九州市内なら対面、市外でも Zoom で大丈夫です。「AI で何を効率化したいか」をひとことで伝えていただければ、最初に試すべき業務を3つに絞ってお返しします。AIの導入と同時に受け皿となるサイトや検索流入も整えたい場合は、Webサイト制作 と SEO改善・運用 をあわせて見ると、実装後の導線までイメージしやすくなります。

